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長田さん、八田くんの卒業論文がAnatomical Rec に受諾

長田さん、八田くんの卒業論文がAnatomical Rec に受諾されました。

ヒトの消化管は一時的に臍帯内に脱出しCRL40 mmころ、突然還納します(生理的ヘルニア)。生理的ヘルニアの脱出については論文がある程度ありますが、還納過程については研究がほとんどなく、不明な点が多くありました。今回の解析では、消化管は腹腔内に手繰り寄せられるのではなく、むしろ腹壁がもちあがり消化管を包む”wrapping”が起きていることを示しました。

Nagata A, Hatta S, Ji X, Ishikawa A, Sakamoto R, Yamada S, Imai H, Matsuda T, Takakuwa T. Return of the intestinal loop to the abdominal coelom after physiological umbilical herniation in the early fetal period. J Anat, 2019, in press.

肝臓形成不全でも生理的臍帯ヘルニアは起きる: Anat Recに受諾

胚子期、消化管は大きい肝臓に押し出され臍帯内に脱出すると言われています。この機序は、発生の大家Mall博士が19世紀末に提唱し、今多くの教科書に記されています。そうしたら、肝臓形成不全で肝臓が小さい胚子、肝臓がない胚子ではどうなのでしょうか? 本研究では、肝臓の大きさに無関係に消化管は臍帯へ脱出することを示しました。

Kanahashi T, Yamada S, Yoneyama A, Takakuwa T. Relationship Between Physiological Umbilical Herniation and Liver Morphogenesis During the Human Embryonic Period: A Morphological and Morphometric Study. Anat Rec 2019 in press.

腎臓の回転、移動についての論文がAnat Recに受諾

腎臓の回転、移動についての論文がAnat Recに受諾されました。腎臓が発生時に上昇し回転することは教科書に書かれています。その動きを3Dでしっかり観察したこと、集合管尿路系の形成との関連で論じたことが特徴です。

石山さんの修士の仕事に石川さんがデータを追加してくれました。

35. Ishiyama H, Ishikawa A, Imai H, Matsuda T, Yoneyama A, Yamada S, Takakuwa T. Spatial relationship between the metanephros and adjacent organs according to the Carnegie stage of development. Anat Rec in press.

石山さんの修論がPLoS Oneに掲載

石山さんの修論がPLOS ONEに受諾、掲載されました。ヒト腎臓(後腎)における尿集合管系の形成過程を明らかにし実験動物(マウス)との差異を論じました。

34. Ishiyama H, Ishikawa A, Kitazawa H, Fujii S, Matsubayashi J, Yamada S, Takakuwa T, Branching morphogenesis of the urinary collecting system in the human embryonic metanephros, PLoS ONE 13(9): e0203623. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0203623

Blechschmidt collection デジタルアトラス作成の論文がCongenital anomaliesに掲載

Blechschmidt collectionスキャンプロジェクトの論文がCongenital anomaliesに掲載されました。先天異常標本解析センター、ドイツゲッティンゲン大学解剖学教室との共同プロジェクトです。

(ゲッティンゲン大学ヒト胚子コレクションの組織学的解析およびデジタルアトラス作成;基盤(B)(海外 )2015-2017)

Reina Miyazaki, Haruyuki Makishima, Jörg Männer, Hans-Georg Sydow, Chigako Uwabe, Tetsuya Takakuwa, Christoph Viebahn and Shigehito Yamada. Blechschmidt Collection: Revisiting specimens from a historical collection of serially sectioned. human embryos and fetuses using modern imaging techniques. Congenit anon 58(5), 152-157, 2018

 

病院などで臨床検査技師として働いている方の受験について

人間健康科学系専攻は、医療職の分野に貢献することが重要な使命の一つになっています。そのため、同分野で働いている方々が大学院に入学しやすいようないくつかの制度があります。

■ 修士課程

社会人特別選抜制度:入学時で3年以上(但し、看護科学コースの 志願者は5年以上)の志望分野に関連する医療実務経験を有する者については、申請時の手続きにより、試験の配点が変更できます。

一 般 選 抜: 外国語(英語)200点、専門100点 、社会人特別選抜: 外国語(英語)200 点、専門 200 点

■ 博士課程

修士学位を取得していなくても、卒後の経歴(おもに研究活動)の内容によっては受験が可能になることがあります。(資格審査があります)

仕事をやめなくても博士課程に入学 できる可能性があります。

ご興味のある方は御連絡ください。

医学研究科HP内の案内ページ>>(外部リンク)

 

古市さんの卒論がAnat Recに掲載

古市さんの卒論がAnat Recに掲載されました。

胚子期の終わりには脳血管動態に重要な構造であるWillis輪はほぼ完成していること、成人では多くみられるWillis 輪のvariationが、すでにこの時期に存在していることを示しました。

Furuichi K, Ishikawa A, Uwabe C, Makishima H, Yamada S, Takakuwa T,
Variations of the circle of Willis at the end of the human embryonic period,  2018, 301, 1312-1319, doi:10.1002/ar.23794

第58回日本先天異常学会で発表しました

第58回日本先天異常学会で発表しました(7/27−7/29, 東京)

台風も近づき慌ただしい学会でした。

・金橋 徹、奥村 美咲、今井 宏彦、山田 重人、高桑 徹也; 胎児期初期における骨盤形成の解析
・鈴木 裕子、山田 重人、米山 明男)、武田 徹、今井 宏彦、山本 憲、青山 朋樹、高桑 徹也; ヒト胎児期初期における大腿骨の形態形成の解析
・北沢 遥、石山 華、石川 葵、山田 重人、高桑 徹也 
: ヒト後腎内における腎小体の発生段階と立体的分布
・白石 直樹、山中 美希、岡本 育恵、山田 重人、今井 宏彦、 高桑 徹也; ヒト胎児期における大脳基底核と視床の形態形成
・藤井 瀬菜、村中 太河、松林 潤、米山 明男、武田 徹、 兵頭 一行、山田 重人、高桑 徹也: ヒトの上葉気管支は側方分岐により形成される
..
奨励賞受賞講演
・金橋 徹、山田 重人、田中 美玲、廣瀬あゆみ、上部千賀子、巨瀬 勝美、米山 明男、武田 徹、高桑 徹也 
:大規模コレクションから潜在的な異常例を明らかにする新手法