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病院などで臨床検査技師として働いている方の受験について

人間健康科学系専攻は、医療職の分野に貢献することが重要な使命の一つになっています。そのため、同分野で働いている方々が大学院に入学しやすいようないくつかの制度があります。

■ 修士課程

社会人特別選抜制度:入学時で3年以上(但し、看護科学コースの 志願者は5年以上)の志望分野に関連する医療実務経験を有する者については、申請時の手続きにより、試験の配点が変更できます。(2023年度入試より配点が変更になっています)

一 般 選 抜: 外国語(英語)100点、専門100点 、社会人特別選抜: 外国語(英語)100 点、専門 200 点

■ 博士課程

修士学位を取得していなくても、卒後の経歴(おもに研究活動)の内容によっては受験が可能になることがあります。(資格審査があります)

仕事をやめなくても博士課程に入学 できる可能性があります。

ご興味のある方は御連絡ください。

医学研究科HP内の案内ページ>>(外部リンク)

 

INCIPIT VITA NOVA

研究室のロゴ”胚子くん”です。

左下の絵( 19 世紀末の風刺画)をもとにしています。

この絵の左に描かれる女性はダンテが恋をしたという美少女ベアトリーチェ、胚子が読んでいるのはダンテの書いた有名な詩集、La Vita Nuova『新生』です。詩集には有名な次の一節が書かれています。

“Incipit vita nova” “私の人生は、今ここから始まる”

La Vita Nuova『新生』は、13-14世紀イタリア詩人ダンテ=アルギエーリが、若い時代に書いた詩31篇とその詩を書くにいたった由来や解題をまとめた詩文集で、『神曲』に次ぐダンテの代表作です。

ダンテは幼い時に美少女ベアトリーチェと出会い、青年になって彼女と再会して会釈を受け、激しい恋心を抱くが、ベアトリーチェはほどなくして病気により夭逝しました。その悲報を受けてダンテは惑乱し、かねてベアトリーチェについて綴ってきた詩文と、彼女を喪ったことの悲しみをうたった詩をともに『新生』としてまとめ上げたといわれています。

 19 世紀末は、 His 博士がヒトの胚子、胎児を観察し学術書に記載した時期に相当します。リアルなヒトの発生の描写は、当時の世界においては、かなりの衝撃であったと推察されます。

図の説明

左;世紀末美術 ‘decadent Art’を代表するAubrey Beardsley(1872–98) が描いた風刺画

中;モデルとなった絵画、 Beata Beatrix (by Dante Gabriel Rossetti)

右;参考にしたと推測されている胎児、 Wilhelm Hisの ‘Anatomy of human embryos'(1880-85)’

総合医療科学コースへ再編されました

病理学研究室は、総合医療科学コースへ再編されます。臨床検査技師の方、そうでない方ともにこれまで同様、進学を歓迎致します。

病理学研究室は、平成29年度から人間健康科学科内部の組織再編(改組)に伴って、これまでの検査技術科学コースから総合医療科学コースへ再編されました。

病理学研究室では、これまで同様、臨床検査技師の方もそうでない方も同等に受け入れ、また卒後の進路も制約をしておりません。再編後も、多方面に興味を持ったユニークな学生が来られることを期待しています。

また、再編とともに下記のような制度変更があります。

1) 平成29年度入試からの入試方式の変更(特色入試、学部一括入試の導入)

2)募集人員の減員(143から100名へ)

3)入学後のカリキュラムやコース選択方法の変更等、いくつかの変更が予定されています。

再編に伴って、私たち病理学研究室が所属することになる総合医療科学の特徴などについて、よくある質問についてお答えします。>>

なお、多少、個人的な意見を交えていますので、正式な説明、案内は人間健康科学科HPを御覧ください。

 

ヒト胚子透過立体回転画像が知的財産に登録…

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ヒト胚子透過立体回転画像が知的財産に登録されました。おもにMRIで撮像されたCS13-23の胚子を、コンピュータを用いて立体化したものです。一部は日本科学未来館で展示される予定です。

日本科学未来館に胚子データを提供

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CS23 MIP像

胚子

私たちが研究に利用しているヒト胚子の解析画像が「日本科学未来館; 東京江東区」に提供されることになりました。

ヒト胚子期のMRI画像から再構成した立体画像です。

2015年春に生命に関する常設展に使用される予定です。今から楽しみです。

H26 大学院説明会の案内

医学研究科人間健康科学系専攻(修士課程・博士後期課程)の大学院説明会を開催いたします。 人間健康科学系専攻が目指す教育の目標・理念、入試、カリキュラムについて説明・紹介いたします。人間健康科学に関する研究に興味のある方は是非ご参加ください。
検査技術科学コース

日時: 平成26年5月31日(土) 10:00~12:00 (9:30受付開始)

場所: 人間健康科学系専攻 杉浦ホール (杉浦地域医療研究センター2F)

 試験日程(平成27年度大学院入試)

・修士課程:平成26年8月26日(火) ・博士後期課程:平成26年11月5日(水)

※学生募集要項は5月下旬配付開始予定

医学研究科HP内の案内ページ>>

多賀教授らが研究室を訪問…

多賀乳児期の脳、身体の発達の発達の研究をされている多賀先生、保前先生、渡辺先生が研究室に打ち合わせ、discussionの来られました。(3月17日)

多賀先生には特別講演もしていただきました。40人を超える聴衆が集まりました。

「脳と身体の初期発達」多賀厳太郎(東京大学大学院教育学研究科)

胚子撮像のためPhoton Factoryに出張

yuki

大雪でした

2/9~2/11, Photon Factory (つくば)で位相X線CTを用いて胚子撮像を行いました。関東地方は20年にぶりの大雪でしたが、無事終了しました。得られた画像は、胚子の詳細な内部観察に使用します。

■ KEK >> ■ Photon Factory>>

胚子PF

胚子をゲルで台座に固定したところ

set

サンプルをセット中

パフェ

研究の合間のひととき