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植田さんの卒業研究が Anatomical Recに掲載

腸ループ植田さんの卒業研究が、Anatomical Recに受諾されました。

ヒト胚子期の中腸の発生過程でみられる、腸の回転と臍帯内への生理的ヘルニアについての定量的な研究です。

ヒト胚子期の腸ループの形成は、腸管の伸長、臍帯への生理的ヘルニア、中腸回転の3要素がある。CS14-23の44例のMRI画像を用いてこれらの3要素について立体的、定量的解析を行った。CS16までに十二指腸、結腸直腸は正中から偏位をした。CS17以降臍帯へのヘルニアはみられた。CS18ではヘアピン状で、中腸間膜管動脈(SMA)がその直線部を並走した。回盲部はSMAの左側にみられた。CS19以降、小腸の急速な伸長に伴い腸は複雑な走行を示した。CS20までに腸ループの立ち上がり部は右頭側から尾側へ移動し、SMAに対しては180度回転した。腸ループの着地部はSMAの左尾側で著変を認めなかった。腸ループ回転は早い発生段階にはみられたがCS19で90度になり以降は全体が尾側へ移動した。これら腸ループの動きは分化発生で説明できる受動的なものと考えられる。

Ueda Y, Yamada S, Uwabe C, Kose K, Takakuwa T, Intestinal rotation and physiological umbilical herniation during the embryonic period, Anatomical Record 299, 197-206, 2016, DOI: 10.1002/ar.23296

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